加齢臭

耳の裏の匂いの原因「加齢臭」と「ミドル脂臭」を撃退

加齢臭とミドル脂臭

体臭の中でも気になる体臭として話題になる「加齢臭」そんな加齢臭と同じように中年になって臭い出すものがあるそうです。

その名も「ミドル脂臭」
かなりそのまんまなネーミングですがこの「ミドル脂臭」は2013年に化粧品メーカーのマンダムが発見したものだそうです。
まだ発見されて3年程度ですから世間的にはあまり認知されていないかもしれません。

それでも「加齢臭」の100倍の拡散力と言われると対策をしないわけにはいかないでしょう。

そこで今回はこの「加齢臭」と「ミドル脂臭」の原因や予防などについてしっかり確認していきましょう。

自分では気がつかない耳の裏の匂いに要注意

「耳の裏が匂う」というのはある程度の年齢になると避けて通れません。
それは「加齢臭」と呼ばれてみたり「ミドル脂臭」と呼ばれてみたり、ただし実際には「加齢臭」と「ミドル脂臭」はそれぞれ別のものです。

どちらの臭いも耳の裏辺りから後頭部の辺りが臭うので気がつきにくいことには違いありません。
また原因となる臭いのもとはことなるのですが多くの場合は生活習慣などを気をつけることで改善することもあります。

また、耳の裏からの臭いだからと言って香水などで安易にごまかすことは絶対にNGです。

耳の裏の匂いの原因は?

耳の裏の臭いにはいくつかの原因があります。

きちんと洗えていない

まずは根本的にきちんと洗えていない場合です。
この場合は単純に汗や皮脂の洗い残しとなります。

耳の裏側はついつい洗い忘れてしまうことがありその場合には洗い残しの汗から雑菌が繁殖したりということになります。

耳の裏側には垢がたまりやすく、皮脂も多くなります。

これは洗顔時などに意識的に洗うしかありませんね。

加齢臭の影響で臭いがキツくなる

耳の裏側は加齢臭の原因である「ノネナール」が多くなると相応に増えてきます。

もちろん、加齢臭に関しては耳の後ろだけではないのですがその他の要因とも重なり耳の後ろからの臭いがキツくなってしまうことがあります。

香水を耳の後ろにつけると臭いがキツくなりすぎますが、それと同じく耳の後ろを不潔にしているとその臭いがより拡散してしまうこともあります。

乳酸を含む「ミドル脂臭」

「ミドル脂臭」はここ3年ほどで発見されたものですがミドル脂臭の原因と言われている「ジアセチル」という物質が分泌されることによる臭いです。

若い時の汗の臭いや50代以降に見られる加齢臭のちょうど中頃に発生し始めることに由来して「ミドル脂臭」と呼んでいます。
発生の時期は30代〜40代が多いようです。

発生の場所はちょうど後頭部あたりからですので耳の後ろの汗臭さや加齢臭と重なると大変だと思います。
また、この臭いの原因となる「ジアセチル」は加齢臭の「ノネナール」の100倍の拡散力があるそうです。

この「ミドル脂臭」の原因は乳酸の過剰な分泌だといわれています。
一般的に乳酸が多く分泌される原因として疲労があげられます。

しかし最近ではこの乳酸の分泌と疲労はあまり関係がないと言うことも言われています。
乳酸が先か疲労が先かということになるのですが疲労がたまった時の血中の乳酸血は高くなることは確かなようです。

基本的には疲労がたまるとこの「ミドル脂臭」も臭いがキツくなるのかもしれません。

加齢臭やミドル脂臭対策について

ミドル脂臭は今のところ未知数の臭いで分からないことも多いのですがいくつかのセルフチェックでそのレベルを知ることはできます。

気になった方は簡単なセルフチェックをしてみましょう。

一般的には次の10項目がミドル脂臭の注意点として挙げられています。
この項目であてはまる項目が多いほどミドル脂臭の臭いがキツくなる危険性があるということです。

  1. 後頭部付近に汗をかきやすい
  2. 後頭部付近がベタつくことがある
  3. 枕が臭い
  4. 比較的太っている
  5. 食事の時間が不規則
  6. 夜食、間食が多い
  7. 野菜より肉派
  8. あまり運動をしない
  9. ストレスが多い
  10. 休みがとれない

加齢臭、ミドル脂臭対策の基本

加齢臭やミドル脂臭、いずれにも言えることですが「バランスのよい食事」と「規則正しい生活」という当たり前のことが対策としてあげられています。

もちろんいろいろな対策はあるのですがこの基本が守られていないといくら外部対策などを行っても結局根本的な改善にはなりません。

逆に言えばまずこの食生活と適切な睡眠は全ての基本になると考えていいでしょう。

適度な運動

運動をするとよけいに臭ってしまうのではないかと思われる方もいるかと思いますが運動をすることで良い汗をかくので要らない皮脂が洗い流されます。

あまり急激な運動はしなくても少しずつ運動をしていくようにすれば良いでしょう。

ただし、運動をしても汗をかいたまま放置するのは絶対にNGです。

頭や後頭部、首の後ろをよく洗う

これは運動時だけでなく普段から注意しておいた方が良いでしょう。

運動時だけでなく日常生活をしているだけでも汗はかきますし臭いも少なからずつくことが多いと思います。

洗髪については丁寧に洗う習慣をつけていきましょう。
加齢臭やミドル脂臭は大きくわけると「体臭」ですがこの体臭の他に毛髪からの臭いが移る場合があります。

また、襟足などが長めの場合にはそこが細菌の温床になることもありますから入念な洗髪をしておきましょう。

また、洗髪と同じように重要なのは首の後ろ側です。
多くの人が見落としがちな場所ですがこの2大体臭の多くでる場所が首の後ろや耳の後ろです。
ボディソープを使用しきちんと洗いましょう。

また、いずれも洗った際にはきちんとシャンプーやリンス、ボディソープなどを洗い流すことが大切です。

スメルハラスメントに注意

今はまだあまり有名な言葉ではありませんが「スメルハラスメント」というものが認知されてきています。

スメルハラスメントとは臭いが原因となり周囲に不快な思いをさせることです。

「スメハラ」と略されることもあります。

スメルハラスメントは主に体臭のことを指すことが多いようです。
香水などを過剰につけている場合でもスメルハラスメントと呼ばれたりしますが多くの場合は加齢臭やミドル脂臭などのことを言うことが多いようです。

衣類の柔軟剤でもその臭いは全てのひとが良い匂いだと感じないものもありますので注意が必要です。

この「スメハラ(スメルハラスメント)」は会社などでも基準を設けることが困難で直接的な注意も難しいことから本人が気がついたときには加害者になっているということもあります。

臭いの感じ方は個人差がありますが見えないだけに注意が必要です。

まとめ

加齢臭やミドル脂臭だけでなく体臭は自分では気がつきにくいものです。

あまり過剰になる必要はありませんが最低限のエチケットとして体を清潔に保つことは良好な人間関係の第一歩です。

適切に体を洗い、制汗、消臭と自分にあった方法で臭いに対応してみてください。