ワキガ

多汗症とワキガの違いについて

多汗症とワキガの違い
ワキガと聞くと多くの人は汗をたくさんかく人が当てはまるように感じますが多汗症の人がかならずしもワキガであるとは言えません。

根本的に多汗症の人がかく汗とワキガの臭いの元となる汗は別のものなのです。

確かに多汗症の人はそうでない人よりも多く汗をかくわけですからその汗が臭いの元になるのなら注意しなくてはなりません。
しかし、汗の量が多いからと言って必ずしもワキガとは限りません。

逆にワキガの人に関しては脇の下のアポクリン腺の数が多いというのはエクリン腺も含めた汗腺が多いことがほとんどです。
ワキガの人は体質的に汗をかきやすい傾向があるのは確かです。

多汗症とは?

多汗症とは汗を出す汗腺が多く、汗の量が多い人のことを指します。

特に脇の下はワキガの原因となるアポクリン腺が多くなくても汗に悩む人は多く居ます。

この汗には2つの原因が考えられます。

ひとつは手のひらや足の裏などと同じように精神性の発汗が起きやすい傾向がある場合です。
多汗症の場合、汗をかく場所は手のひらや脇の下などが多く、その理由は精神的な発汗の「精神性発汗」の場合が多いようです。
緊張したり驚いたり、心配事があったり対人関係に不安があったりと様々な要因でストレスがかかり汗をかいてしまうというものです。

また、女性に多いのですが更年期障害のひとつとして汗が多く出ることもあります。

多汗症の汗を抑える方法

多汗症の人の症状の主な原因は「心の問題」に起因することが多く体温調整の汗とは異なり自分の意思に反して手や足に汗をかいてしまいます。

誰でも緊張状態や驚いたときなど手に汗をかいたことがあるでしょう。
このことは古来、まだ人間が狩猟をしていたころに遡り、獲物を発見し格闘するときの滑り止め的な意味合いでの発汗に由来します。

獲物を仕留めるのに手が滑ってはしくじります。
足が乾いていては木にうまく登れません。
そんな意味合いから手や足に汗をかいてきたのです。

もちろん現代ではそんな場面には遭遇しませんが古来からの名残といえるでしょう。

こう言った発汗を「精神性発汗」と呼びます。
根本にあるのは心の問題で緊張や不安によるものです。

この発汗が繰り返されると
「人前で汗をかいてしまうのではないか?」とか
「汗をかいたらイヤだな」と言ったような思考になりそのことが「予期不安」という状態になり悪循環な結果となります。

そのことが進んでいくとちょっとしたことでも汗が出てしまったり、顔が赤くなってしまったりするという訳です。
まじめで努力家、そんな人がなりやすい症状と言えます。

さて、そのことを解消する方法ですが心の不安を取り除いていくしかありません。
様々なできごとに対し楽観的に考えられるように思考を変えていく、と言うことでしょうか。

あなたがもし多汗で悩んでいるとしても周囲の人達はそのことを知りませんしあなたが思っているほど気にしていません。
そのことを心に刻みながら少しずつ症状を抑えていくことがよいでしょう。

時には神経系の医師の診察をうけることも効果的です。
どんな人でも自分の心の内を素直に話すことができると心が軽くなります。

そんな関係が医師を築ければ多汗症の克服も目前です。

多汗症とワキガの違い

結局の所、多汗症の汗とワキガの汗は発汗する場所が異なります。

ワキガではなくても脇の汗が臭うということはあります。
脇の下は汗に敏感でしかも絶えずふさがれていてこすれているので汗がその場で蒸発されにくいこともあります。

結果としてその汗が臭いの元になることは良くあることです。
汗が多く出て臭うからということで「多汗症」だと言うことではなく様々な視点から見ていくことが大切です。

「多汗症=ワキガ」ではないと言うことです。